マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称MOS)数多くあるパソコン資格検定の一つで、マイクロソフトがOfficeソフトの利用能力を証明する世界的な資格試験制度です。MOSでは、決まった時間に何文字入力できたか、という課題はありません。
私(管理人)が初めて取ったのは、MOSWord2003です。以後、MOSWord2003Expert、MOSExcel2003、MOSExcel2003Expert、MOSWord2010Expert、と取得しました。随分と前のことです…
企業に訪問したときに、人事や総務を担当する方から、時折聞かれることがあります。「資格取得欄に、MOSWord、MOSExcelと書いてあるですが、どの程度のものなのでしょうか」。
問題集をやってみました。
これは基礎と応用をしっかりやってからではないと、できない。
やり直すかとも考えましたが、ビジネス問題集をやって、確認作業に充てます。
実務と直結するかは、基礎と応用をしっかりやっていることでしょう。
Excelでもどんな関数を知っているか、というよりも、関数の仕組や成り立ちを知っているか、だと思います。
障害者就労移行支援事業所では、Mos試験対策に重点を置いている事業所もあれば、基礎と応用の講座を行い、模擬就労の中で、実務に沿ったパソコンスキルを身に着ける、という事業所もあります。
どちらが良いか、ということはありません。
就労後は、職場の先輩や上司から指示されたとおりに作成や修正すること、正しく入力することが求められるのでは、と想定しています。
それぞれの資格を取得した過程を評価することは大事です。合格、という結果があれば良いでしょうが、「何をしてきたか」、そこから「何ができるか」です。
例えば、パソコンの操作がうまくいかなかったときに、他の方法からアプローチすることができるか、です。正解は一つですが、正解までの手段は一つではありません。
それを考えることができれば、実務でも役に立ちます。
資格取得までの過程を評価し、またそれを生かしているかどうかの評価をすること、ではないでしょうか。