パーソルグループの特例子会社「パーソルサンクス」が展開している「とみおか繭工房」。
カイコ飼育から繭玉までを生産して、そのうちに、群馬の農作物の生産を検討している。
それがようやく形になってきたのが、コロナ渦で作った、シルクマスク。
だいぶ前だが、現場マネージャーが上京してきたときに、話したことがある。
「現場で当事者支援を行うようになって、今までの企業支援が中途半端だったか、わかったよ。こういう支援をしてほしい、というのが見えてきた」と中年腹がすっかりなくなり、日焼けをした農作業着の似合うマネージャーは話していた。
「知的障害や身体障害の方が就労しているが、精神障害のある方こそ、農業に携わって、心身の不調を回復させてほしいのだけど、なかなか応募してくれない。プライドかな…」。
人は最期は土に還ります。土に触ることで、生命を感じます。
私(管理人)の私的なことですが、実家を処分するまでの間、庭師には定期的に剪定をお願いしていても、最低限のことはやっていて、そのときかな、土を触り、成長を見守ることの幸せを感じました。
気持ちが穏やかになったんですね。
これが、農業と福祉の連携につながればいいのにと思いながら、実現できていません。