· 

『モモ』

『教養は児童書で学べ』 (光文社新書)(出口治明さん)を読みました。

私(管理人)はとにかく本が嫌いでした。読書の習慣がついたのは、ここ近年です。こればかりは後悔しています。なので、児童書を読んでいない私は、初めて『モモ』(岩波少年文庫)(ミヒャエル・エンデ)を読み始めました。

時間泥棒の話は、「時代が変わったから」で誰もが、会話も雑談も余裕のない、日々を過ごすようになります。

子供と遊ぶ、友人と会話をする、趣味を楽しむ、など、これらがすべて、無駄として排除し、効率を重視していきます。大人たちはイライラしています。子供たちも、遊ぶことを許されません。遊んでいたら、将来は無駄な人生になるよ、と言われてしまいます。

 

読み進めているうちに、今日の自分たちのことを言われているようでした。

もう少し、私自身が余裕を持って行動して、接していきたいと思いました。

 

 

本を読む大切さを教えてくれた本、『友だち幻想』 (ちくまプリマー新書)(菅野 仁) です。世間や人とのつながりに、振り回されないでという内容なのですが、著者が最後に「本を読むことで違う世界を知ることができる。今の生活がつらいと感じたら、本を読むといいですよ」と記載されていました。

これを書いていて、奥田英朗の伊良部シリーズを思い出しました。ある高校生は常に携帯電話を手放せない。自分から積極的に発信をします。発売したばかりのアイドルCDを持ってきては友人に貸し、学校のクラスや外のグループではいつも中心となり、人気者。その携帯電話依存を治療を始めて(かなり手荒い治療法です)、クリスマスパーティーには、誰からも声を掛けられませんでした。友達はいなかったんです、必要とされていると思っていたのは自分の思い込みで、つながっていなかったことにショックをうけるものの、どこかで、冷静になっている高校生がいました。

 

本で知ること、たくさんあります。

仕事で必要な内容は、インターネット情報よりも、書籍から得ます。読み込むことができないのもあり、ネット情報を読んで知ったつもりになっていることが多いです、私の場合。